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The Girl With The Dragon Tattoo -Stieg Larsson- 2008 Maclehose press 532ページ ーあらすじー ジャーナリストでもあり人気月刊誌「ミレニアム」を発行する出版社の共同経営者でもあるMikael Blomkvistは、大物実業家の不正を暴こうとしたところ逆に名誉毀損罪で訴えられてしまう。絶望感にくれる中、スウェーデンの有名な大企業の元会長であるHenrik Vangerからある仕事の依頼を受ける。それは、表向きはvanger家の歴史について書くというもの、でも隠された本来の目的は36年前に当時16歳で忽然と姿を消したHenrikの姪にあたるHarietに関する調査以来だった。 ー感想ー 一旦読み出したら止まらなくなるほど面白いというわけでもなかったけど(そうなることを期待していたのだけれど)、まぁそれなりには面白かった。 とにかく長い!と感じる本だった。500ページ以上もあって、誰が主人公なのかよくわからないまま、実際に話しにぐいぐい引き込まれ始めるのは300ページくらいになってやっと。それまで少し忍耐が必要だった。 長い理由としては、この話は大きく2つのプロットに別れているからだと思う。ひとつはBlomkvistが有罪になったことによる「ミレニアム」の危機、もうひとつはVanger家の隠された事実。それから状況説明や描写が細かいことも。 話を面白くさせているのは超個性的なSalanderの存在かな。一見、10代のような少女体型、顔にピアス、体には複数の刺青。友人もおらず人間不信で反社会的、でもハッカーになれるほどコンピュータの才能にはたけていて、しかも文献などは頭の中で写真をパチッと撮って一瞬で記録しているかのように緻密で正確な記憶能力を持っている。 彼女の生い立ちなどは一切ふれてなくてとってもミステリアス。このシリーズの続編ではそんな部分にもふれられているとのことで、それはそれでとっても興味深い。 それから取り扱っている内容が女性に対する虐待、ということで社会的にとってもシリアスな題材。 著者は残念なことにすでに亡くなってしまっているとのことだけど、ジャーナリストでもあったらしいので、そんな経験からこの小説が生まれたのかな。 それぞれの章の冒頭の表紙には、「スウェーデン女性の○○パーセントが一度は男性から脅された経験がある」といった内容のセリフが記載されている。 スウェーデンといえば男女平等の最先端をいってる国なイメージなんだけど、実はそうでもない事実があるのか・・。 と、考えさせられる内容だった。 スウェーデン人によって書かれたスウェーデンの小説を読むのなんて初めてなわけなんだけど、名前や地名が覚えにくくてまいった。頭の中でどうよめばいいのかわからない単語なんて次に出てきたときに覚えちゃいないし。 あとはIKEAの名前が数回出てくるところなんかが面白い、さすがスウェーデンってかんじ。 あと、読んでいてコーヒーの匂いが漂ってきそうなほどやたらとコーヒーを飲む場面が登場する。これも特徴的。 (2008/07/24) Stieg Larsson 商品詳細を見る 邦訳はこちら (2008/12/11) スティーグ・ラーソン 商品詳細を見る
by honbatake2010
| 2011-01-16 23:59
| STIEG LARSSON
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