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by honbatake2010
| 2017-12-30 06:54
| jo NESBO
図書館で借りた本。 エレノア オリファントはグラフィックデザイン会社の財務部で働いていて、毎日同じ服で出勤し、ランチは毎日同じものを食べる。週末は決まってウォッカのボトルを2本、家で一人で開ける。趣味はクロスワードパズル、彼氏も友達もいないけど、そんなの大した問題ではない幸せな毎日を送っているつもりだった。 しかし、あるアクシデントに遭遇したことをきっかけに、新しい人々との出会いを通じて、彼女の世界が徐々に広がっていく。 読み始めたとたん、エレノアオリファントが頭の中に住み着いた。 本を読んでいると、活字が声となって頭の中にすっと入ってくるからかな。 エレノアは、一見、人付き合いが苦手なタイプなのだけど、読んでいるうちに、内面はとても魅力的な一面を持ち合わせていることがだんだんわかってくるし、しかも彼女には意外な過去があったりで、この本を読んでいる日々はエレノアの事がいつも頭にあったというくらい入り込めた本。 そういえば、あまりこの本の話とは関係ないけれど、途中エレノアが、図書館の本について述べている部分があって、図書館の本がいかに汚いか、いろんな人が触っていて、トイレにいって洗ってないそのままの手だったり、鼻をいじった手だったり、本に向かってくしゃみしてるだろうし、だから自分は図書館の本なんて絶対触れない、読めない、っていうような事を語っていて、今現在、この本を図書館で借りて読んでいる私はいったい・・? っと思わず苦笑してしまった。 けど、そんなところまでもが、逆に本の中の主人公と自分の距離が近くなったように思わせるのに一役かってるんだろうな。 スコットランドの作家さんのデビュー作。 今後もこんな素敵な本を書き続けてくれるといいな。 読んだ後の満足度 ★★★★★ (文句なしの満点) この本の表紙も見過ごせない。 なかなかよく出来ている #
by honbatake2010
| 2017-12-08 06:32
| gali HONEYMAN
あの「The Girl on the Train」の著者、Paula Hawkinsの次作品。 図書館にあってラッキー! 話はLibbyという女性が何らかの理由で、他の何者かにより水の中に引きずりこまれて苦しい思いをしている様子から始まる。でもその場面はほんの少し。 とこんなかんじで、導入部はかなりミステリアスで期待できそうなかんじだったのだけど。 その後、本題に入り、Nel Abbott という女性が水死体で発見されるのだけど、Nelの妹、Nelの娘、Nelの娘の親友とその母親と弟、Nelの娘の教師、警察官、村の変りものの女性、などなど登場人物が多いうえ、しかも2,3ページづつくらいで話し手が移り替わるので、最初混乱してなかなか話に入り込めなかった。 主人公もいまいち一人に焦点が定まっていないようなかんじで、だからなのか、最後に犯人がわかった後もそう大した驚きもなかった。かといって別に推測が当たったというわけでもないのだけど。誰が犯人かって事、別にそれほど気にならなかったというか、要はそれほど話にのめりこんではいなかったという事かな。 私より先にこれを読んだ友人から、「それなりに面白かったけど前作ほどではない」、という感想を聞いていたのであまり期待してなかったからいいけど。 私の感想も同じく。 やはり最初にドカーンとヒットしてしまうと、次はかなり大変ってことね。 読んだ後の満足度 ★★★☆☆ (3,5くらい。前作ほど期待して読まなければ、ミステリアスな話のつながり方とか、それなりに読みごたえはあると思う。) #
by honbatake2010
| 2017-11-08 06:01
| Paula HAWKINS
舞台はスペインのバルセロナ。幼くして母を亡くし父と二人暮らしのDaniel。1945年、彼が10歳のとき、父に、「忘れ去られた本の墓場」という秘密の場所へ連れていかれ、そこで1冊の本を選び持ち帰る。 それは、Julian Caraxという作家により書かれた「the shadow of the wind」というタイトルの本。 彼はその本に魅了され、そのJulianという作家の事をどうしてももっと知りたくなり調査し始める。 が、その作家の素性は非常に深い謎に包まれており、探求は容易な事ではないばかりか、Danielのもとに得たいの知れない危険すらおびき寄せてしまうのであった。 この本はそんなDanielの人生の物語と、作家Julianの人生の物語が、愛、憎悪、友情などの要素できっしりつめこまれ、時代を交差させながら壮大な出来上がりとなっている。 さらに、最後にその二人の人生がじわじわつながってくる過程では、この本のすごさに完全に打ちのめされてしまう。 思い知らされるとはこのことだ、と思った。 こんなすごい本が私の本棚にずっと眠っていたとはね。 読んだ後の満足度 ★★★★★、満点、じっくり読むタイプの本で読みごたえはばっちり。読み終わった直後は、長い夢から覚めたみたいにしばらくぼーっとなる魔的な本。 #
by honbatake2010
| 2017-10-13 23:59
| carlos ruiz ZAFON
だいぶ間があいてしまったけど、久々の更新。 夏休みに入って以来、娘がプレイグラウンドで遊ぶ時間が増えたおかげでその間、久しぶりに読書を楽しめることができた。 これも積読から。上院議員の妻。 Meriは36歳でNathanと出会い結婚、いわゆる晩婚。 そして結婚後間もなくニューイングランドで新居を得る。そこは政治的有名人、上院議員であるTom Naughtonの家のお隣。 Meriはそれほど興味があるわけでもなかったのだが、夫のNatthanは彼の大ファン。 しかし、住み始めてみると、そこに議員のTom Naughton の姿は見られず、住んでいるのは婦人のDeliaのみ。 Meriは親子以上に年が離れたDeliaと少しづつ親交を深めるうちに、Deliaの秘密を知ってしまう。 と、全然知らない人はここまで読むと、サスペンス?と思ってしまうかもしれないけど、そうではなくてヒューマンドラマ系のお話。 内容はあまり書けないけれどね。 しかし、300ページくらいしかないのに、そのわりには読むのにやたら時間がかかった気がするな。 登場人物の行動の描写が細かいのなんのって、で、話の展開は遅い。 表紙に、「サマーリーディング」っていうマークがあって、夏の読書向けみたいな事かいてあるけれど、暑い中読んだらイライラして余計暑くなりそうだ。 けど、読み終わってみると、これって人それぞれいろんな感想を持つだろうから、ブッククラブのような場所だったらいろんな人のいろんな意見が聞けてそれはそれで面白いかも。 行動の描写の細かさに耐えつつも、かといって途中で投げ出してしまいたくなるわけでもなく、流れに任せて読んでいくと、最後の最後で想像してない展開が。 そして結末。 誰かが誰かの人生から何かを得たってたぐいの話でいいのかな。でもそれだけじゃないような・・・。 ちょっと変だしな、登場人物たち。でも実世界も意外とそんなもんかも!? 読んだ後の満足度 ★★★☆☆ (普通) #
by honbatake2010
| 2017-08-23 08:18
| sue MILLER
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