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(1976/09/24) ミヒャエル・エンデ 商品詳細を見る 昔、映画を見た事があったようなないような・・。 有名なミヒャル・エンデの「モモ」。 今回初めて、ちゃんと活字で読んでみた。 これ、児童文学なのに、なんかすっと頭に入ってこない自分にショックだった。 頭ん中そうとう堅くなっちゃったのかな。 この物語は、「時間」って何?って改めて考えさせてくれるお話。 思えば学校卒業してからずっと日本の社会の中で生きてきて、「効率」って言う言葉を周りがやたら使ってて、それで自分もわけもわからずやたら使ってて、しかも、いったい何時まで会社に残ってんだかわからないような人から 「もっと効率を考えましょう」 なんて自信たっぷりに言われても違和感すらわかなくなってた。 私もきっと、時間どろぼうに時間を盗まれてたんだな。 ところで時間ってそもそも何。 この本の中では、時間は時計の針の動きじゃなくて、個々の人生、一生そのもの。 「時間貯蓄銀行」 こんな銀行があったらすごいってかんじなのだけど、その時間貯蓄銀行の者だと偽って、人間から時間をだまし取る灰色の男たち。 そんな灰色の男たちから時間を盗まれた人間たちを救うモモ。 あくせく働く事は重要じゃなくて、人間の本来あるべき姿で他者とかかわる事の大切さ、そういった事を教えてくれている本なのだと当然思ったわけなんだけど・・・。 どうやら著者の意向はそうではなかったよう。 以下、Wikipediaで述べられている「エンデの真意」より。
30年も前にこんな事考えながらこんな本を書いてたなんてすごい。 経済学界の予言者みたい。 児童文学なのに頭にすっと入ってこなかったのはそのせい?(という事にしておこう。) ここで取り上げられている「エンデの遺言」も機会があったら読んでみたいなと思った。 時間の国の老人がモモに言った印象的なセリフ。
せっかくの人生だから、時間を感じとる生き方をしていきたいものである。 でも日常の中にいるとそういう事をすぐ忘れてしまう。 それを思い出すために、「モモ」は繰り返し読む価値のある本だと思う。
by honbatake2010
| 2010-02-04 23:59
| 和書
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